マレーシア留学体験記進学先:宇都宮大学 農学部

マレーシアで見つけた本当の幸せ

今思えば幼少期は目に見えるもの、感じることの全てが新しい発見の連続で、キラキラ輝いていました。

でも中学生になる頃には毎日が勉強だけの、新鮮味がない日々になり、私の感性は萎縮していたように思います。

そんな私は高校生になって留学を決意します。

実はマレーシアは第4志望で、一番行きたい国ではありませんでした。

でもこれは「私の運命かもしれない」

そう自分に言い聞かせて2016年の冬にマレーシアへ飛び立ちました。

『人生を豊かにするのは学歴やお金』

留学するまで私はなんとなくそんな風に考えていま

した。

「今を大切に生きることが人生を豊かにする」

ホストファミリーは私に言いました。

マレーシアの暮らしで私は、この瞬間瞬間の幸せを感じられるようになり、いつの間にか幼い頃の鮮やかな世界に戻ったようでした。

―――これが運命だったのかな。

元に戻った鮮やかな世界が、何にでも興味を持ってチャレンジできる私に変えてくれました。

それはマレーシアのホストファミリーや友達が、私とは全然違う価値観、

楽観的で”なんでもどうにかなる精神”を持っていたからかもしれません。

ぜひ皆さんも自分がまだ出会ったことのない世界へ踏み出してみて欲しいです。