フランス留学体験記進学先:東京理科大学 経営学部
美しいフランス
フランスとスイスをまたぐ西ヨーロッパ最高峰のモンブラン、その麓の町オートサヴォワに私は留学しました。時の流れ、人の温もり自然とのふれあい、食文化ここはずいぶと日本とは違う。
夏は放課後に湖へ泳ぎに行ったり、冬は山でもみの木を探したり、3人のホストシスターと星空の下で眠ったり。
――――まるで絵本の中の世界!
私の一番の思い出は、ホストファミリーと囲む夕食でした。
毎日たっぷりと時間をかけ、おしゃべりをしました。
「Question du jour(今日の問題)」
パパのクイズは毎晩の恒例。
おかげで私はいつの間にかフランス語が上達して
「Écoutez-moi ! (私の話を聞いて!)」
とホストシスターたちと競うようにおしゃべりを楽しみました。
私は子供の頃からずっと内気だったけど、高校生で日本を飛び出せました。留学する前から私の家はAFSでホストファミリーを経験していて、留学生のためにホストファミリーやホストスクールが親身になってくれることを私は知っていました。
私が留学してみたい、と両親に相談したとき二人は臆病な私の背中を押してくれました。
今はフランスに、遠くから私を応援してくれるもう一つの故郷があることは、私の原動力です。フランスの家族や親友とのつながりがこの先何年も続くと思うと幸せな気持ちでいっぱいになります。
少しの勇気は必要ですが、AFS留学は必ず収穫があります。もし私があなたの背中を押せるなら、
ぜひあなたにも世界に飛び出して欲しい!!